皆さま、TVアニメ・NARUTO、NARUTO疾風伝を長い間ご視聴いただき、ありがとうございました。
皆さまの応援があったからこそ、長い間この作品を作ることができました。
まず、最初にこのNARUTO疾風伝最後のシリーズ
『木ノ葉秘伝』について話させていただければと思います。
木ノ葉秘伝は最終話シリーズとなるため、シナリオ会議もだいぶ時間がかかりました。
原作である小説を読んだことがある方はわかるかと思いますが、オムニバスな小説となっております。
シナリオ会議の始めに、主人公であるはずのナルトはあえて出さずに、他のキャラクターたちがナルトを想いながらストーリーを進めていきたいという話になりました。
そのために、小説通りにオムニバスのみにするか
あるいは誰かを主軸に置き進めていくかでスタッフ皆頭を抱えておりました。
そんな中、制作スタッフの1人から「イルカ先生をメインにしませんか」という提案がでました。
イルカ先生はナルトの恩師であり、兄であり、父ともいえる存在です。
そんな彼がNARUTOという作品の最初、そして最後をかざるのに一番ではないか・・・
また、イルカ先生はナルトの成長を見守ってきましたが、どう成長したかどんな友人がいるかまでは知らないのではないか・・・
であれば、彼を主軸にナルトをほかのキャラの目線から語っていくのは面白いのではないか・・・という事でまとまり、この秘伝シリーズがはじまることになりました。
それを踏まえてまたこの『木ノ葉秘伝』シリーズを見返してみてはいかがでしょうか。
色々なキャラの目線やイルカ先生の目線でも楽しめるのではないかと思います。
さて、それはさておき
NARUTO疾風伝最終話いかがでしたか。
ナルトとイルカの互いの思い・・・たくさんの思いが詰まった最終話になったのではないかと思います。
彼らの物語はここで一度、区切りとなりますが、新しい世代の仲間となって皆様の前に立ってくれると思います。
今後の『BORUTO』にも目が離せませんね!
そして、EDはスタッフ全員で遊ばせてもらいました。
今まで関わってきたアニメーターの方々や制作スタッフに描いてもらい、
最後の提供も我々の我儘を通させていただきました。
関係各所の皆様方、本当にありがとうございました。
たくさんの方々に支えられ、色んな出来事たくさんありました。
感謝の言葉しかありません。
TVアニメ・NARUTO/NARUTO疾風伝を一緒に支えてくださった
スタッフの皆様、今まで本当にありがとうございました。
最後に、TVアニメシリーズ・NARUTO疾風伝を支えてくださった皆様
NARUTO疾風伝、応援ありがとうございました。